マンガ「湯神くんには友達がいない」は、落語好きの男子にはたまらない!
マンガ「湯神くんには友達がいない」との出会い
普段マンガを読まない私ですが、友人の勧めで「湯神くんには友達がいない」を読むことになりました。
友人によると私は、主人公の湯神くんととてもよく似ているというのです。
例えば、頑固で面倒くさい性格なところ、落語の話題になると急に饒舌になるところ、友達がいないことなどです。
(なんと失礼な友人なのでしょう。)
そんなわけで、あまり気乗りもしないまま、「湯神くんには友達がいない」を読み始めました。
しかし読み始めてみるとどうでしょう。
ちょっと変わった落語好きな高校生、湯神くんの魅力にすっかり取りつかれてしまいました。
湯神くんの魅力
タイトルの通り、湯神くんには友達がいません。
というより、友達は必要ないというポリシーを持っているため、他人との交友を避けています。
しかしながら根が真面目な湯神くんは、自分が正しいと思うことであればどんな親切なことだってためらわずに行ないます。
湯神くんに接する人は、その優しさに魅力を感じ、友達になろうとするのですが、湯神くんはいつでも友達不要のポリシーによって彼らを拒絶するのです。
そんな湯神くんですが、落語のことになると人が変わります。
少しでも落語に興味を示すクラスメートには、落語について熱く熱く語ります。
落語のDVDを(強制的に)貸してあげたりします。
挙句の果てに、文化祭で落語を披露してしまいます。
そんな湯神くんに、ついつい引き込まれてしまうのです。
「湯神くんには友達がいない」が落語好きにたまらない理由
前述の通り、湯神くんは落語が大好きなのですが、「湯神くんには友達がいない」の著者自身も相当な落語好きと見えます。
湯神くんがしょっちゅう聴いている落語のCDから流れる声は、落語好きだからこそ知っている演目。
湯神くんが語る熱い落語論。
湯神くんが文化祭で披露する落語「鼠穴」
これらは、落語好きだからこそ書けた内容に違いありません。
そして、落語好きの読者はそれを感じるたびに、ニヤッとしてしまうのです。
マンガ「湯神くんには友達がいない」は、湯神くんを中心とした高校生たちの複雑な人間関係をコミカルに描いているだけでなく、落語好きをうならせる、多くの仕掛けで満ちています。
落語好きでない方にも十分楽しめますが、落語好きには絶対にオススメのマンガです!
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