ネタバレ注意!ヤンデレ系ラブコメ「こはるの日々」を紹介したい!
目次
ヤンデレ系ラブコメ「こはるの日々」を紹介!
『こはるの日々』という漫画をご存知でしょうか?
講談社発行の漫画雑誌「good!アフタヌーン」(隔月・月刊)に、かつて掲載されていた作品で、冴えない男の子と、凄く妄執的な…いわゆる「ヤンデレ」な女の子の学園ラブコメ漫画、といった内容です。
2009年から2012年まで連載され、コミックス(全4巻)も発売されました。
しかし、私の周囲でもネット上でも、一部のファン以外にはそれほど知名度が高くない様子…。
今日はそんな、未だに一部のファンを心を掴んで離さない『こはるの日々』という作品の魅力を、ネタバレ(事前警告あり)を交えながら、ご紹介していきたいと思います。
貴重なタイプのヤンデレ漫画「こはるの日々」
前置きの中で、ヤンデレ系ラブコメ漫画とご紹介しましたが、みなさんは「ヤンデレ系」と聞いてどんなイメージをお持ちでしょうか?
恐らくは…
- 思い込みの激しい女の子が執拗に迫ってくる。
- 相手の事を顧みない自分勝手な行動。
- 危険な存在。恐怖の対象、逃げるべき相手。
- 毒々しい赤と黒のカラー。ちょいグロ。
といったイメージを持たれている方、またはその様な展開の作品が大半だと思われます。
要するに「ヤンデレ=恐怖の権化」であり、忌むべき物、回避すべき障害として扱われているのです。
しかし、この『こはるの日々』という作品は、その様なイメージとは大きく異なっています。
- 思い込みの激しい女の子が執拗に迫ってくる。
- 常識を顧みない激しい愛情表現。
- 放っておけない存在。庇護の対象、向き合うべき相手。
- 柔らかいピンクと白のカラー。ちょいエロ。
といった感じで、他のヤンデレ系漫画とは違った雰囲気の作品になっています。
掻い摘んで言うと「ヤンデレの女の子と普通にラブコメしている漫画」なのです。
優しめの画風で描かれる彼女の奇行の数々は、どこか愛らしい一途な気持ちの表れとして映り、そんな彼女の行動に対して真摯に向き合い、しっかりと喜怒哀楽を伝える男の子も素敵で、まるで一般的なラブコメ漫画読んでいる時のように、素直に微笑ましく感じる事が出来ます。
この特殊な作風が『こはるの日々』の最大の特徴であり、未だに一部のファンの心を掴んでいる魅力です。
ヒロインが興奮している様子を中心に描かれているので、どちらかと言えば男性向けの作品かもしれません。
特に、一度は妄執的で激しい愛情表現をされてみたい!と思っている方にオススメです。
ヤンデレ物は描写が気になる!ヘビーなのは見たくない!と思われる方もいらっしゃると思いますので、次の段落では、ヒロインのこはるちゃんが作品の中で取った行動をピックアップしてご紹介したいと思います。
ヤンデレ漫画「こはるの日々」!何となく気持ちはわかる?こはるちゃん行動集(ネタバレ注意!)
※以下の記事は作品のネタバレ要素を含みます※
ヒロインこはるちゃんの奇行…愛情表現をQ&A形式で、ちょっとした解説も交えてご紹介いたします。
(具体的にどんなシーンがあるんだろう?)と気になる方はご参考にして下さい。
Q.教室移動の最中に、憧れの先輩を見つけた後は…
A.放課後教室に忍び込んでリコーダーをぶちゅるるる
解説:先輩が移動していた教室は音楽室だったので””リコーダーに新鮮な唾液が付着””している公算大。
基本的な奇行ですが、連載第1話の内容であり、知らずに読み始めるとかなりの衝撃があります。
理由は「好きだから」みたいです。
Q.先輩のアルバムを見せて貰った後は…
A.焼き増ししてアルバムのコピーを作り、写真に当時の自分の切り抜きをペタペタ
解説:先輩が子供の頃の写真には、子供の頃の自分を。
中学生の頃の写真には、中学生の自分を…、といった具合に、“”過去を共に過ごして来た記録””に作り変えています。
ただし、あくまでも自分で眺めて楽しむ用、として制作しているので、特に迷惑という程の事も無く、最後のページにて、
二人が初めて撮ったツーショット写真が現れるシーンは感動的ですらあります。
理由は「追いつきたかった」だそうです。
Q.先輩の幼馴染の女の子が現れたら…
A.押し倒し、問答無用のディープキス
解説:察しの良い方ならお気付きでしょう。
この幼馴染の子は””先輩のファーストキス相手””でした。
ちなみに、こはるちゃんも幼馴染の子も、二人共ノーマル…というか異性愛者の人です。
流石にこれは大問題になりますが…その後の展開が気になる方は、ぜひ本誌をお楽しみ下さい。
理由は「あたりまえのこと」らしいです。
ネタバレ注意!ヤンデレ系ラブコメ「こはるの日々」を紹介したい!最後に
ネタバレ紹介は以上になります。
私的には「理不尽過ぎず、何となく共感ができる程度の内容」になっているように感じます。
そしてそれは『こはるの日々』という作品が、純粋なラブコメ漫画として作られている事の証明だと思うのです。
ヤンデレは幸福になれないのか?
そうなれない境界は何処にあるのか?
他の漫画が見向きしなかったテーマを『こはるの日々』は描いている気がしてならないのです。
知名度の低さの割に、「ヤンデレ」という題材の割りに、広く好かれる魅力を持った作品だと思います。
疎まれず、避けられず、排除される事も無く、否定されず、変化を強いられる事も無く、ありのままの自分で、幸せそうに微笑むヤンデレの姿。
ぜひ一度手にとってご覧ください。
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