「うずまき」はホラーじゃなく高度なギャグ漫画?読むと呪われます
目次
【うずまきが町を覆い、主人公を飲み込むギャグ(ホラー)漫画】
♥ライターちゆゆんです♥
怖い、怖すぎて笑ってしまう。
美少女の主人公・桐絵(きりえ)ちゃんは、なにかと「うずまき」と縁の深い女の子です。
桐絵ちゃんの住む「黒渦町(くろうずちょう)」(町の名前がすでにもう・・・笑)には、まがまがしい何かが渦巻いている。
それを、彼氏である「秀一(しゅういち)くん」は神経質に、いち早く見抜いてこう告げます。
「なぁ桐絵、オレと一緒にこの町を脱出しないか?」
駆け落ちとかではなく、秀一くんはオオマジメに、「この町は呪われているんだ!」とおびえた様子です。
でも、桐絵ちゃんは何も気づかない。
自分が”うずまきの呪いの渦”の中心にいることも知らずに・・・。
秀一くんのお父さんは、うずまき状の小物をコレクションし始めます。
「うつくしい・・・」いろんな渦巻きを見て、芸術にとらわれた狂人のようにウットリしています。
そう、この黒渦町に住んでいる人間は、誰もが「うずまき」に冒され、狂っていってしまう。
お父さんは渦巻きを愛するあまり、自分の体を意図的に渦巻状にして死んでいきました(意味不明)。
秀一くんのお母さんは「うずまき怖い病」にかかり、
指先の指紋(うずまきだから)をはぎとってしまい、入院してしまいます。
そしてさらに、「お前の体の中には、まだ渦巻きがある・・・」という幻聴を聞き、
自分の耳をハサミで刺して自殺。
耳の中に、「うずまき管(蝸牛・かぎゅう)」があることに、気づいてしまったからです。
出典 https://ja.wikipedia.org/
(上)参考資料・耳の中の構造
もはやカオス展開すぎて、解説不能です。
【ツッコミドコロしかない漫画「うずまき」この独特な感性、天才としか思えない】
この表紙絵を見てもわかるとおり、黒渦町では、渦を巻きそうなものは例外なく、すべて渦巻状になっていきます。
桐絵ちゃんの伸ばした髪の毛の先すら、異常に渦を巻き始めるんです。
よく見たら、黒渦町を囲む草木までワラビのように渦を巻いていく。
うずまきの呪いによって、カタツムリになっていく人も大勢。
この町の中では、うずまきの呪いにより、多くの人が怪死を遂げますが、その遺体を焼く煙すらも渦を巻いている。
でもなぜか、渦を巻いているのは黒渦町だけで、ほかの地域はまったくの無傷なんです。
で、自衛隊のヘリが海から助けにくるんだけど、いきなり竜巻が起こり、海の中にも巨大な渦潮が起きて墜落。
黒渦町は、完全に孤立無援の町に。
食べ物がなくなり、カタツムリとなった人間を食べ始める黒渦町のみなさん。
えっと・・・自分でもこれを書いていて、何がなんだか分からなくなってきました。
【この黒渦町には大きな秘密があった!「うずまき」にもいちおうオチはあります】
道路も建物も、すべて「うずまき」になり、黒渦町から脱出することすらできない桐絵ちゃんと秀一くん、その仲間たち。
さて、ここからどうやってこの呪いを解くのか。
この呪いの町「黒渦町」の秘密とは?
ラストシーンは衝撃的なので、漫画の絵で見ないとダメです。
言葉では説明できません。
作者・伊藤潤二氏さんの画力はもともとすばらしいんですが、ラストシーンでさらにすばらしさが増しています。
ちょっと神がかってるんじゃ?ってくらいに。
もうね、うずまきの描きこみ&点描がすさまじいんです。
点描は、アシスタントさんが死ぬ思いで描き込んでいるというウワサもあります。
我が家にも「うずまき」の漫画がありますが、
たまに全巻通して読むと、必ずうずまきの呪いにかかってしまいます。ほんとに。
身のまわりのうずまきが、気になって仕方なくなります。
「あっ!?ここにも渦巻きが!?」とか声に出して言っちゃうほどです。
ぜひお試しあれ。
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