「アシさん」完結済のもっと売れて欲しいマンガ
アシさんとはどんなマンガ?
アシさんとは、月刊flowersで連載されていたタアモ作、マンガ家を目指してアシスタント業務をこなす、主人公、浪川睦の物語である。
全3巻で完結していて小学館より好評発売中の作品ある。
マンガ業界の裏側!?アシスタントの苦労!?
マンガ家を目指している方や、アシスタントを希望している方は、読んで損はないと思います。
締切前の過酷な環境や、アシスタントの賃金、マンガを描く苦悩や喜び、全てがぎゅっと詰まった作品です。
マンガ家やアシスタントを目指していない方でも、ただ単純に漫画が好きな人も、このマンガを読んで、マンガが作られている過程を是非みて貰いたい。
きっと、マンガが好きな人なら、なにか胸に刺さるものがあるのではないだろうか。
魅力的なキャラクターたち
この作品には、マンガ家やアシスタント仲間が多く登場する。
そこもこのアシさんという作品の魅力のひとつである。
特に私は売れっ子BL作家の山猫さんが大好きである。
美人なのにBLが好きすぎて残念な感じが、どうしようもなく、いいと思ってしまう。
同じBL好きとして、こんな人と友達になったらさぞ楽しかろうな、とつい妄想してしまう勢いである。
他にも睦がレギュラーでアシスタントをしている少年マンガ家の大竹リコ先生、アラサーロリータ系アシスタント仲間の長嶋さんなど、本当に様々なキャラクターたちが登場する。
【夢と現実。がんばること】
アシさんでは頑張った人が必ず報われるわけではないことも描いている。
それは残酷であり、ショックなことである。
しかしそれもまた、現実なのである。
そんな現実を受け止めて、ではどうするのか?と自分自身にも問いかけたくなるようなマンガである。
最終巻で、柊編集長というキャラクターが睦にこう言うシーンがある。
「こびる必要はありません 誰にも嫌われないまんがは誰にも好かれません あなたにしか描けないまんがを描いてください」(本文より抜粋)
私はこの言葉に出会って、はっとさせられた。
そして、書くのを投げ出してしまった自作の小説を、最後まで書ききろうと、思った。
このマンガには恐らく、私を突き動かしたように、誰かの心を突き動かす力を持ったマンガ作品なのではないかと思う。
是非、いろんな方に読んで欲しい作品である。
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