「スラムダンク」三井寿に泣かされっぱなしです。
【三井寿復帰】
「スラムダンク」というバスケットマンガに登場する三井寿の登場シーンは、鮮烈なものでした。
元中学MVPの三井は、安西先生を慕って湘北高校バスケット部に入部後、ひざの故障によりしばらく部を離れることとなりました。
復帰を急いだ三井は完治を待てず練習に参加、その練習中に怪我が悪化し、そのまま一度部を去ります。
2年後、3年生になった三井は不良グループとバスケット部を潰しに戻ってきます。
体育館で大暴れし、もうどうしようもなくなったその時、安西先生が現れ、三井は本音を漏らします。
「バスケットがしたいです。」
…ここで私は一泣きしました。
過去の栄光が逆に三井の復帰を邪魔し、自分でもどうしようもなくなっていたときに出た本音。
これ以上の本音は私は無いと思います。
高校時代というのは子どもとも大人とも言いがたい非常な微妙な時期で、一度決めたことを曲げたくない、ツッパッてしまったら、貫き通したい時期だと思います。
そんなときに自分がやったこと、バスケ部を潰そうとして来たにもかかわらず
「バスケがしたいです。」
そう言えた三井の覚悟には、泣かずにはいられませんでした。
対翔陽戦
対翔陽戦は三井寿を語るには、外せない一戦だと思います。
バスケ部に復帰しインターハイをかけた神奈川県高校総体、三井は試合のコートに立っていました。
ベスト4をかけた翔陽戦で見せた気迫あふれる三井のプレーには、何度見ても泣かされます。
翔陽は前年度神奈川2位の実力を持つチームで、技術的にも体力的にも非常に優れたチームでした。
ブランクの影響もあり、後半完全にバテてしまっていた三井。
もうフラフラな状態であったときに、相手にファールを受け、フリースロー(3本)を獲得。
誰もがゆっくり休みを確保しながら打つと思ったその時、体力のことをまったく考えもせず、3本のフリースローを打ち、3本とも決めます。
ここでは、私も何をやっているんだと思っていたのですが、そのあとディフェンスになる際、「引くな!」と一言。
自分が、バスケット部を潰しにきた自分が、元中学MVPの自分がコートに戻ってきている。
それなのにチームの役に立てないことに対し、責任を感じ、再度自分を奮い立たせて見せたオールコートディフェンス。
もう涙が止まりません。
自分がこれまでやってきたことを恥じながら、チームの為にフラフラな状態でも勝つためにとった三井の行動は本当に感動です。
安西先生への報告
決勝リーグの死闘を制し、準優勝でインターハイを決めた試合後。
「整列して来い、そして安西先生に報告にいこう。」
チームを引っ張るセリフを言った三井、もうここにはチームとのわだかまりなど一切ありません。
過去の過ちを自分の力で乗り越え、このようなセリフを言えるまでチームに溶け込んだ三井の意思や姿には、拍手です。
葛藤、苦悩、自責の念など様々な感情に押しつぶされそうになった三井。
それでも自分の力で立ち直り、チームを強気な姿勢で引っ張ってきた三井のこのセリフは非常にすがすがしく、迷いのない言葉のように感じました。
本当に涙が流れます。
今後も自分が何かにぶつかった際に「スラムダンク」を見て、三井寿を見て乗り越えていこうと思います。
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