国や世代を超えて愛されるマンガ『ONE PIECE』の人気に迫る!
国や世代を超えて愛されるマンガ『ONE PIECE』の人気に迫る!
1997年に『週刊少年ジャンプ』(集英社)にて連載を開始した、超大人気マンガ『ONE PIECE』。
作者である尾田栄一郎さんは、同作コミック全巻の世界累計発行部数が3億2086万6000部を記録し、<最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズ>として、今年6月に “ギネス世界記録” に認定されている。
なぜ18年以上にわたって連載が続き、しかも偉大な記録を残しているのだろうか。
連載開始当時の少年少女が大人になった今も愛読し、そして現在の少年少女もフジテレビ系列で放送されているアニメを通じて『ONE PIECE』を楽しんでいる。
国や世代を超えて愛される『ONE PIECE』の人気に迫る。
ルフィの懐深さと強い信念
『ONE PIECE』の世界は海賊を中心に描かれ、主人公ルフィやその仲間たちも海賊です。
一般的に海賊といえば悪役をイメージしますが、ルフィたち麦わら海賊団は自由やそれぞれの夢を追いかけ海を旅します。
ストーリーが展開するなかでいわゆるボスが登場しますが、彼らは部下の命を平気で犠牲にしたり、人種差別によって虐げたりと、読者が思わず敵対視するほどの兵。
ルフィーは隔てなく人を愛し、仲間たちのために死闘を繰り広げます。
読者としては痛快そのもの、ルフィの懐深さと強い信念に魅了されます。
最大の敵 世界政府海軍
一方でルフィたち海賊にとって最大の敵は、世界政府の海軍。
海軍の制服の背中には「正義」の文字が書かれていますが、どうも歴史のなかで裏がある様子。
海兵のなかには、特権を利用し市民を陥れたり、海賊のスパイがいたりする者もいます。
正義といえど海兵それぞれに正義の形があり、読者が好感をもてるキャラクターも多数登場します。
ルフィは、敵であるはずの海兵であっても相手の温かな人間性を見いだすと友人として接し、時に共闘することも。
実社会が抱えている世界的課題を反映
それから、『ONE PIECE』の世界において、私たちの実社会が抱えている戦争・紛争、人種差別、環境破壊などの世界的課題を反映させています。
マンガを通じて、そうした課題の根本的な要因や解決策について考えることもできます。
またルフィの姿から、現代社会に求められるリーダーシップとは何かを考えさせられます。
たかがマンガではなく、私たちに様々な気づきを与えてくれるからこそ長年愛されているのではないでしょうか。
彼らの物語は、まだまだ続きます。
今後の麦わら海賊団の活躍が、楽しみですね。
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