『万祝(まいわい)』望月峯太郎◆4巻で買うのやめちゃった漫画
冒頭~数巻目までのワクワク感や目新しさはほかの追随を許さないほどなのに、
途中からなぜか読む気がなくなってしまった漫画、「万祝(まいわい)」。
あの望月峯太郎さんの作品で、今でも知られる一連の漫画が世に出た後、
しばらく時間を置いて発売されたもので、期待はかなり高めでした。
それだけに、途中でワクワク展開が失速した時はちょっと悲しかった。
面白いかどうかは個人の主観です。(現に周囲では賛否両論)
私は登場人物の描き方はすごく魅力的に感じました^^
主人公はすっごく魅力的!展開を先読みできちゃうのが惜しい
いつもフシギな独特の世界観で魅了してくれる作者さん。
「万祝(まいわい)」とは漁師用語で晴れ着のこと。この漫画で初めて知ったワードです。
登場人物たちが、おのおのの事情で危険な海へ打って出るお話なのですが、
青年漫画扱いのためか、サービスショットが過剰に出てきます(笑)
でも爽やか。爽やかというか、色気があるんだかないんだか分からない
主人公・鮒子(フナコ)のサービスショットなので、ドキドキするかどうかは
読者次第って感じです^^
このフナコちゃん(すごい名前w)、おじいちゃんが冒険家の心を宿した船乗りで
キャラ的に大物だったため、フナコは多大な影響を受けます。
フナコの母は早くに他界していますが、「強くなってね」という最期の言葉を
鵜呑みにしたまっすぐなフナコは、文字通り最強の格闘技女子に成長。
強い女子って、女からすると憧れです^^運動神経がいい女の子って
同性からみてもほんとイキイキして魅力的なんですよね。
「同級生にこんな子いたなぁ」とホレボレする思いで眺めちゃいます。
でも途中で、人間関係などがちょっと読めてきちゃったので、なんとなく買わずに
きてしまった感じ。でも結末どうなったのかなぁ?気になってきますね。今さらだけど。
フナコの下宿に妙な男が現れて、物語は急展開
こんな特徴的な男性、振り返って見てしまいそうです。カトーという名前。
フナコの父が営む自宅を兼ねた下宿に、デロリアンでこの男が突然やってきます。
カトーは、フナコの祖父が持っている宝の地図が欲しいのです。
そして、フナコも祖父の航海図に、自分の生きる意味を見出そうとしています。
「平凡な人生を生きるな」という祖父の遺言で、フナコは大海原へ。
女子高生というエネルギーを持て余した生き物が躍動する漫画。
フナコの言動がまっすぐで爽快。パワーを貰えます。ストーリーが途中で先読みできてしまうので
ちょっと中だるみなところもありますが、今立ち読みしているとまた読み返したくなってきた・・・!
10巻完結。私は発刊されてすぐ読みましたが、今時間を経て読むと
また新しい発見がありそうな予感。やっぱり絵がスキですね。変な人ばかり出てくるけど
味が濃いというか、すべてが濃密で引き込まれる世界観です^^
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