伊藤潤二~魔の断片に収録の「黒い鳥」がいろいろとヤバすぎる!
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【この絵だけで狂気・・・伊藤潤二の画才がスゴイ(笑)】
「クチャ クチャ クチャ」・・・。
なにかをモグモグしている女の顔が怖すぎな伊藤潤二作品『黒い鳥』。
もうこのバナーを見ただけで恐怖(&笑い)がこみ上げてきます。
「毎晩現れ 咀嚼したアレを…」の”アレ”って何!?と全力でツッコみたい!
シュールホラー漫画の奇才・伊藤潤二先生が久々に発刊された漫画ですが、
中でもこの「黒い鳥」は格別にシュールなストーリーでしたのでご紹介します。
とはいっても、このストーリー、”謎かけ要素”が強いんです。
パラレルワールド(並行世界)もテーマになっているようなので、
あらすじを書くのが難しい。でも、
伊藤潤二先生のファンとしては、この不気味な女の絵だけでかなり満足だったり(笑)。
<山でひと月もの間 生き延びられたのは 厚ぼったい唇の女性が>と解説があります。
いったいどういうこと・・・!?ってなりますよね(笑)
⇒唇、分厚すぎ!?(笑)この女の口の中身は・・・?魔の断片収録「黒い鳥」、BookLive!で読もう!
【「黒い鳥」の奇妙なあらすじ】
バードウォッチャーの「久米」という男が主人公。
久米が山をうろついていると、「森口」という遭難者に出会う。
森口は足を骨折し1ヶ月山に取り残されていたが、その割に栄養状態は良い。
診察した医師は首をひねった。
森口を入院させ、安心した久米は帰宅しようとするが、
森口がただならぬ様子で「今夜はここに止まってくれ」と懇願。
その夜、森口は唇の分厚い女に馬乗りにされ、何かを口移しで食べさせられていた。
女が消えたあと、森口が口の中のものを吐き出すと、生肉であった。
聞くと、森口は山で遭難中、この女に毎日口移しで食料を与えられていたらしい。
女に咀嚼された生肉らしいが、なんの肉かは分からない。
おびえる森口のために、久米は病院で寝泊りする。
翌日の夜、女が口移しに森口に与えたものは、なんとヒトの目玉であった。
久米は女のあとを追うが、女は翼を背中に生やし、鳥の姿になって空に逃げた。
女は現れなくなり、森口は退院。東京へ戻っていった。
しかし数年後、森口は富士山麓で死体になって発見された。
久米が調査したところ、森口が入院中食べさせられていた人肉は、
なんとDNA鑑定で、森口自身の人肉であったと判明。
「これはいったいどういうことだろうか・・・?」
久米は森口のことを思いながらバードウォチングをしていると、
あのクチビル女が襲いかかってきたのであった―。
・・・で、その後はすごい展開になります。
シュールホラーでありながら、どこか文学的な雰囲気すら感じさせる。
伊藤潤二先生の作品は、どれもこれも一筋縄ではいかないストーリー。
余韻が残り、「あれはどういう意味だったのかなぁ・・・」としばらく考えてしまう作品ばかりです。
⇒久米はその後どうなるのか?「黒い鳥」とは一体?気になる続きはBookLive!で
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