ネタバレ注意!漢方薬の入門書にもなる小説「漢方小説」
目次
「漢方小説」は漢方薬を使ってみたい人におすすめの小説
「漢方小説」は2004年に出版された中島たい子さんの小説です。
私がこの小説を読んだのは、漢方薬に興味があったからです。
この小説は「漢方小説」というタイトルの通り、主人公が漢方薬で心身の不調を改善していく物語です。
そのため、漢方薬に興味はあるけれど使ったことがないという人や、漢方薬の効き目は実際どうなのだろう、と思っている人には、漢方薬を知る入門書としておすすめです。
もちろん、既に漢方薬に詳しい人にも、純粋に小説を楽しみたい人にもおすすめです。
漢方薬の入門書にもなる「漢方小説」は悲しいのに笑える、テンポのよい小説
「漢方小説」は主人公、みのりが元カレの結婚を知り、原因不明の体調不良になるところから始まります。
救急車を呼んで大騒動を起こしたり、それでも病院では原因が見つからなかったりと苦しい状況なのに、この小説には暗さがありません。
むしろクスッと笑える軽快な文章で綴られていて、ユーモアのある明るさを感じられる小説です。
漢方薬や東洋医学について学びながらみのりは成長し、最後には読んだ人も前向きになれるのが「漢方小説」です。
漢方薬の入門書にもなる小説「漢方小説」で東洋医学についても学べる
「漢方小説」の中では東洋医学についての知識が自然な形で盛り込まれており、読むと必然的に東洋医学についても学ぶことができます。
私はこれまでに漢方薬や東洋医学に関する本をたくさん読んできましたが、その中で「漢方小説」は最も読みやすく、馴染みやすい本であると思います。
東洋医学と聞くと難しそうなイメージがありますが、小説という形なら入っていきやすいのではないでしょうか。
そして「漢方小説」を読み終えると、漢方薬を身近な存在に感じられるようになります。
私も小説を読んで以降、実際に病院で漢方薬を処方してもらうようになりました。
近年、医療業界でも注目を集めている漢方薬を、頼れる薬として具体的に認識できるようになるのが「漢方小説」です。
「漢方小説」をまだ読んだことがない方は、ぜひこの魅力を味わって欲しいと思います。
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