ギャンブラーは報われない??~カイジ、限定ジャンケン編~
こんにちわ、おぬおぬです。
みなさん、お金ありますか?僕はないです。
今現在大学生だ!とか20代半ばだ!っていうなら、「まだまだ頑張ればいけるよ!大手会社に就職したっていいし、公務員目指したっていいし、2~3年勉強に費やして起業したっていいじゃない!」
ってなりますが、30歳越えてくると「このまま一生貧乏生活かなあ・・。」って想像が俄かに現実味を帯びて迫ってきます。
このまま日々を送っていてもパッとしない・・・。なんか一発逆転する方法はないかなあって考えたとき、この方法が思い浮かぶ方は多いのではないでしょうか?
その方法とはそう!
ギャンブル!!
つまり、今日ご紹介する漫画はこれ・・・
賭博黙示録~カイジ~
です!
ギャンブル漫画の金字塔 カイジ
皆さんはギャンブルといえば何が思い浮かびますか?
競馬、競輪、競艇、宝くじ、パチンコ、パチスロ、FX、ちょっと前に話題になったバイナリ―オプション、等々様々なものが思い浮かぶと思います。
しかし、この漫画でギャンブルのネタにされるのはそういったギャンブルではありません。もっともっと私たちに身近なアレです。
それは・・・
ジャンケン!!
なんです。本当に。といっても私たちが普段やってる普通のじゃんけんとは少し違って、グー、チョキ、パーをカードにした限定ジャンケンなんですね!
こんな感じの気味悪いカードを使います。カードの枚数が決まっているため、出来るジャンケンの回数がごく少ない、限定ジャンケンになるわけです。
これに勝ったり負けたりしたらやり取りする星を使ってギャンブルをするのです。
突然、大金の借金を背負ったカイジ・・彼が乗った怪しいギャンブル船
主人公は、伊東カイジ、20代前半の若者です。もともと弱いくせにギャンブル好きのこのニート青年です。
彼は、昔のバイトの同僚の借金の保証人になったことが原因で、ある日突然300万もの借金を背負わされてしまうのです。
今日の夕飯にも困っていた彼には当然そんな大金は払えません。
そこでカイジの取り立てに来た借金取り、遠藤金融の遠藤にカイジはあるギャンブルを紹介されるのです。
「一晩で、お前の借金が帳消しになり、さらにうまくいけば大金を稼いで帰ってこれる、一夜限りのギャンブル船がある・・。」
そう告げられたカイジは、その怪しさに最初は迷いますが、遠藤の勧誘テクニックに乗せられたこともあり、参加を決めるのです。
そのギャンブルは、洋上で行われました。
カイジと同じように返す当てもない多額の借金を背負った100名強の人間(全員男(´・ω・`))を乗せて希望の船「エスポワール号」は晴海埠頭を出航します。
ギャンブルといっても何をやらされるか全く知らないカイジたちに、主催者の利根川が紹介したギャンブルが先ほど紹介した「限定ジャンケン」です。
そのうえ、何に使うかも知らされないまま、一千万もの大金を高利で借りて、カイジは限定ジャンケンに向かいます(この一千万が後々カイジを救うですが・・)。
謎解きの要素もあるマンガなのでこの先はぜひ読んで確かめて頂きたいので、ストーリーは具体的に紹介しません。
落ちぶれそうになっても、決して人間性は捨てない男、カイジ
カイジは、友人の保証人になったことで借金を背負ったことで分かる通り、基本的には気のいいお人好し人間です。
そんなカイジはエスポワールの中でも、数多くの人間に騙されていきます。
カイジの不注意で騙されることもあれば、仲間に裏切られたり、運に見放されたり・・。
しかし土壇場のひらめきで彼は修羅場を潜り抜けていきます。
失っては取戻し、失っては取戻しの繰り返し。
カイジが参加しているのはお金、損得勘定が支配する魑魅魍魎の世界。
カイジはそれを頭で理解しながらも、金に対して嫌悪し、どこかで人間を信用したいと願っています。
お人好しでは生きていけないと分かっていながら、信じては裏切られていきます。
その姿は愚かしくあり、「いい加減学べよ。だから騙されるんだよ。」と読みながら突っ込みをいれていながらもいつも間にか彼に私たちは共感しています。
「この道を選んだ方が得だと分かっているのに・・。」
「損してしまうのは分かっているが、どうしてもやってしまう・・。」
といった行動をした経験があるかたならならカイジの失敗は、身につまされる思いでしょう。
ただ、そこには人間の愛すべき姿が見え隠れします。
損得に合わせて右を向いたり左をむいたり、それが出来る人はいますが、そんなことはロボットがやればいい、とも思います。
必死にギャンブルをしながら、お金を稼ぎながらも、世の中を支配するお金という不文律をけっ飛ばそうとするカイジ。
彼は勝ちますが、お金を得られません。
何度勝っても、借金が増えていきます。それでも彼は自分の信念を曲げることなく、お金に立ち向かっていきます。
この漫画を読んで、カイジに共感することができたあなたは、とても人間性あふれる、お人好しなのかもしれません。
勝つばかりが人生ではありせんから。きっと。
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