伊藤潤二8年ぶりのホラー新作漫画!「魔の断片」安定のキモチワルさ
♥ライターちゆゆんです♥
【伊藤潤二、8年ぶりの新作ホラー!その筆は衰えず!安定のキモチワルさ】
”奇才”と呼ばれるにふさわしい、
気持ち悪さ1200%のホラー漫画が魅力の伊藤潤二先生。
あとがきで、伊藤潤二先生は「8年ぶりのホラーなのでホラーの感覚が鈍り、
ダメ出しをくらった」と仰ってますが、
またまたご謙遜を・・・!最高にキモチワルイです(ホメ言葉)!
BookLive!の立ち読みで読める第一話「布団」。
最初は「あれ?短いな・・・ちょっと物足りない」と感じたんだけど、
この「布団」は、この本で後で出てくる短編の伏線でした!
伊藤潤二先生の描く人物の顔には、いつも縦線が多い(笑)。
異常に顔色が悪いです、みんな。
そして、女の子はみんなすごくかわいい。
でも、なんか怖い。異常に冷静な女の子多いイメージです。
そこがなんともシュールで、いかにも伊藤潤二漫画らしい。
新刊「魔の断片」は<伊藤潤二傑作集>のひとつ。
まだ傑作集の全巻揃えは叶いませんが(いま4冊くらい)、
これから制覇予定です。
でも怖いので、表紙は裏返して保管しています。
個人的には、この新刊の中で、
「赤いハイネック」「黒い鳥」「耳擦りする女」の3本が印象深い(というか爆笑)。
そして、ちょっと考えさせられるのが「緩やかな別れ」でした。
あとはもう、ほんとに意味が分からない(笑)!面白いけどカオス全開!
【伊藤潤二先生ってどんな人?と思ってご尊顔を拝見してみたら・・・】
(上)伊藤潤二先生の自画像(漫画「猫日記 よん&むー」より)
えっと・・・こんなに禍々しくないです(笑)。
もっとジェントルで穏やかそうな雰囲気の方です。
でもそんなノーマルな感じの方が、あの数々の奇怪漫画を描かれてると思うと・・・(笑)
「人の脳内は見た目によらない」ということを思い知らされました。
あの発想ってどこから来てるんだろう?と伊藤潤二先生の漫画のあとがきで
ちょっと探ってみたりするんだけど、
自伝的漫画なんかでも、「ユニークなお子さんだった」というくらいで
特別に変わった人生を送ってこられた感じでもないんですよね。
語り口調なども丁寧で上品・・・ますますワケがわからなくなる(笑)。
そういう謎めいたアンバランスなところも、伊藤潤二先生の魅力だと思います。
中毒性のありすぎな伊藤潤二マンガ。オオマジメなのに笑ってしまう。
1ファンとして、伊藤潤二先生を陰ながら応援しています!
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