青春をこじらせた奴らのバイブル~アイデン&ティティ~ | このマンガが目に入らぬかっ!- 漫画のネタバレ・レビューサイトこんにちわ、おぬおぬです。

 

夏がやってきましたね~。毎日暑い!!

夏といえば、花火だ、祭りだ、海だ、プールだと楽しいイベントが頭に浮かびます。私には全く関係ない言葉ですが(*’ω’*)

金がないし、地位もないし、友達もいない、楽しいイベントに縁なんかない、それでもなんとかなりたいんだ!!反骨精神で日々を乗り切っているあなたに是非出会って欲しい作品を紹介します。

それがこいつ!!

~アイデン&ティティ~24歳

作者はみうらじゅんです。あのタモリ倶楽部なんかにたまに出てくるグラサンでロンゲの怪しいおじさんがみうらじゅんなんですが、あの人漫画書いてるんです。しかも名作。

青春ソングってあると思います。高校生の頃や20代でむせび泣きながら聞いていた歌。

私の場合はブルーハーツだったり、銀杏ボーイズだったりだったりする訳ですが(笑)

そんな青春ソングの作り手たちが主人公の漫画です。

主人公はバンドマンの中島君。バンドブームのおかげもあって、少しずつ売れ始めている彼のバンドですが、彼は売れるために作らないといけない曲と自分が作りたい曲の狭間で「このままでいいのだろうか・・」と葛藤しています。

そんな彼がある日家に帰ると、そこにはフォークロックの神様ボブ・ディランが・・・!という不思議な設定。

しかも彼の前に現れたディランは彼にしか見えません

そして常に見える訳ではなく、中島が、自分が考えるロックから外れた行動をしているときに現れるのです。

例えば、売れるために仕方なく歌いたくない歌を歌っているとき、客席にはディランがいて、覚めた顔で中島を見ているのです。

さらには、中島が大好きな彼女がいるにも関わらず、ファンの女子に手を出しているとき、押し入れの中にはディランがいて、静かに歌を歌っているのです。

そのたびに中島はハッと我に返り、心の中でつぶやきます。

「違うんだよディラン・・・。僕が本当にやりたいことはこんなことじゃないんだ・・・。」

ディランは何も言いません。中島の行動が正しいとも正しくないとも。

そして、マンガのなかで、ディランが神様みたいに崇められているかというと、どうもそうでもないのです。

どちらかというと古臭いフォークソングを歌うおじさん、といった感じ。

順調に売れることが、中島を苦しめる・・。

 

中島が望むと望まざるとに関わらず、バンドは少しづつ売れ始めていきます。

本当にやりたいことを見つめなおす時間もないままに、中島は大人の世界、音楽をお金の元手と考えて消費していく、そんな世界に入っていきます。

 

ある日、中島のバンドにテレビの音楽番組の生出演が決まります。

その司会は、岩本という元バンドマン。

彼はバンドブームが盛り上がった時に売れていたバンドのリーダーで、バンドブームが下火になるとみるとさっさとバンド活動をやめ、司会業や俳優などにてを伸ばしていったのでした。

中島は「どうしてそんなに器用に生きていけるんだ?」と彼のことを批判しながらも、その、大人の世界を熟知した賢い生き方には心を揺さぶられるのです。

「自分と彼は志が違うんだ・・。」と否定しながらも、否定しきれない思いが中島の心に渦巻きます。

 

そのテレビの生放送で中島はリハーサルと違う曲を演奏し始めます。しかも放送禁止用語を連発する曲。

当然、大問題になり、放送は途中で打ち切られ、中島達は事務所をその場でクビになってしまいます。

「この恩知らずが!今までせっかく面倒みてやったのに!」と激怒する社長に逆に悪態をつき、会場を後にする中島。

会場ではお客さんが「なに今のバンド!?面白い!!」とアンコールをしているのですが、中島には聞こえません。

彼がこんな行動をした理由は一つ・・

その後の中島

事務所をクビになった中島は細々とライブ活動を続けることになりますが、彼に後悔の念はありません。

自分の思いに素直に生きた結果ですから。

ディランも彼のもとを去っていきますが、「あなたがいないと僕はなにもできないよ!」と引き留める中島にディランは「君はもう大切なものをみつけているはずだよ。最後になにか聞かせてくれないか?」と、初めて中島の曲を聞きたいとリクエストします。

 

そこで歌ったのがマンガのタイトルにもなっている、アイデン&ティティ。

アイデンティティって言葉はありますね。日本語だと、存在意義って訳したりもしますが。

1人ではアイデンティティは存在しない、自分(アイデン)と一緒にいてくれる誰か(ティティ)がいてくれてこそ、自分には存在意義がある、ってとこかな。その辺は読む人によって解釈ちがうでしょうが。

記事の中では中島の(誰か)ティティについてはあえて省きました。この夏、ぜひ手をだして頂きたい。青春マンガの一つですね。

みうらじゅんの評価も変わりますよ、きっと(笑)


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