ネタバレ注意!堀江貴文氏が原作した麻雀漫画「ホリエ戦記」が凄い! | このマンガが目に入らぬかっ!- 漫画のネタバレ・レビューサイト

実は麻雀打ちだったホリエモンの青春とは!?麻雀漫画「ホリエ戦記」

二十一世紀、新興IT企業「ライブドア」を率いる社長として、一躍メディアの寵児となったホリエモンこと堀江貴文氏

その個性的なキャラクターと、東大出身の若きIT長者という経歴から、たちまち世間は彼に熱い視線を注ぎ、様々な評価を下していくことになりました。

また、堀江氏自身のキャラクターも実に弁が立ち、メディア向きという側面が強かったからか、どんどんとメディア露出の機会が増えていき、話題の中心となっていきます。

しかし、球団やTV局への買収騒動、選挙出馬、そして捜査の手が及んだことによる「ライブドアショック」、そして投獄と、様々なエピソードに彩られた堀江氏の姿が大々的にメディアで取り上げられるのとは裏腹に、私たち一般視聴者は、ホリエモンの「前史」についてはまったく知りませんでした。

彼が一体どのようなことを考え、どんな青春を送っていたのかは、正直なところ分からない部分が多くありました。

ですが、「ライブドア事件」も最終局面を迎え、ついに堀江氏が投獄されたという矢先に、一つのニュースが飛び込んできました。

何とその堀江氏が獄中から漫画原作を担当するというのです。

しかもその内容は、「麻雀」。

IT社長としてのビジネスの話ではなく、学生時代ハマりまくった麻雀に関するお話を、麻雀漫画専門誌である「近代麻雀」で連載していくというのですから、度肝を抜かれるのも当然といった衝撃度です。

しかもその内容は、ありがちな「出オチ勝負」のものではありませんでした。

青春漫画としての熱気と、リアルな麻雀の迫真性がホリエモンを際立たせる!麻雀漫画「ホリエ戦記」

物語は、地方の学生であり、まだ何者でもない高校生の堀江氏が登場してくるところから始まります。

成績が優秀ではあるものの、地方で埋没するのが嫌だった堀江氏は、東京への進学を決意し、見事東大への合格を果たすのですが、その後に通うことになる本郷のキャンバスは、相当な田舎にあり、都会に出て行きたかった彼の希望とは相容れないような場所でした。

しかも新居選びの際にチョイスした「駒場寮」は、学生自治のシンボル的存在、と言えば聞こえはいいのですが、明らかに世間とは隔絶されているような、(良い意味で)ヤバ空気が漂う場所だったのです。

そして、その駒場寮にいる、一癖も二癖もありそうな学生たちの共通言語こそ「麻雀」だったということで、ホリエモンは学校内外の猛者や曲者を相手に実戦経験を積んでいくことになります。

ここまで見てみると、多くの麻雀漫画と同じような流れを汲んでいるようにも見えますが、この「ホリエ戦記」、他のほとんどの麻雀漫画とは圧倒的に違う点があります。

それは、「学生としての青春」がとてもリアルであり、勝負もまた、極めてリアリティに満ちたものになっています。

実際、麻雀漫画には主人公が学生という作品は少なくありません。

しかし彼らは、設定的に学校に籍を置いていたりするだけで、まったく「学生らしく」はありません。

もっとも、牌が来るかどうかで命が決まったり大金が動いたりするような勝負を日常的にしていれば、子供っぽい感傷に浸っている暇などないというのも正直なところかも知れません。

しかし、この「ホリエ戦記」は違います。

大学生となったホリエモンは、様々な社会の現実や理不尽とぶつかっていったり、仲間と感情をぶつけ合ったりします。

もちろんそれは社会人としてのものではなく、「東大生」というフィルター越しのものに過ぎないのですが、だからこそ感情の揺れや行動の動機がリアルで、青春小説的なワクワク感を味わうことができます。

また、しばしば簡単に命を賭けたりする麻雀漫画が多い中で、彼らの勝負の内容もまた、学生的な範囲にとどまっていて、リアルです。

牛肉や「女の子との時間」を賭けての他愛ない勝負、負けても人生が歪んだり、ましてや漁船に送り込まれたりするようなシチュエーションでないからこそ、そこには他にはない「リアル」をヒシヒシと感じるのです。

やっぱり、自由化で安くなった牛肉は独り占めしたいし、女の子にも良いところは見せたい。

「小さい」勝負だからこそ、迫真とすら言えるリアルを満喫することができるのです。

ホリエモンよりもキャラが濃い!? 無名の脇役たちの活躍にも注目!麻雀漫画「ホリエ戦記」

本作は、爽やかと言っていい、ホリエモンの青春物語なのですが、脇を固めるキャラたちの魅力的な個性も要注目ポイントと言えます。

駒場寮にいる先輩たちは全員目が笑っていないような曲者ばかりで、「東大」がクローズアップされているのに意識していないと東大生だということを忘れてしまいそうなキャラの濃さですし、ゲストキャラも、「学習塾で事実上の賭け麻雀をさせる先生」など、物騒度が半端ではない人たちが目白押し。

しかもそのヤバさはノンフィクションを下敷きにしているというわけで、説得力は規格外のものと言えるでしょう。

ともあれ、これだけ濃密で楽しい青春を送っていれば、どんな状況でも頑張れるベースになるのは明らかで、堀江氏の根っこにあるものや出所してからの復活ぶりの「根本」を知るという意味でも有意義で興味深い傑作と言えます。

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