【ネタバレ注意】漫画「ハカイジュウ」について考察してみた
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「ハカイジュウ」の怪物について考察してみた
「ハカイジュウ」に出てくる怪物は日本の地底に埋まっていたものが地上に出てきたという認識が持たれています。
その怪物の中で、私たちが身近に見かける生物に酷似している怪物もいます。
代表的なのが紫のムカデと大きいゴキブリでしょう。
なぜ日本に埋まっていた怪物の中に日常的に見かけるようなものが混ざっていたのか。
それは、我々が見かける生物のほとんどは、あの怪物のDNAを受け継いでいるからだと考えます。
「ハカイジュウ」に登場する怪物は、始祖鳥のような、生物の原点のようなものだと考えれば辻褄が合うのです。
身近にいる生物は、その怪物のDNAをほんの少ししか受け継いでいないため、怪物のような圧倒的な力は持ち合わせていないのでしょう。
ちなみにムカデやゴキブリ以外にも、イカやヘビのような怪物が存在しています。
もしかしたら、人間も怪物を原点としているのかもしれません。
「ハカイジュウ」怪物の呼ばれ方について
「ハカイジュウ」の登場人物には退職教師からホームレスまで幅広く出てきますが、それぞれが怪物を呼ぶときに使われる呼び名は、圧倒的に多いのが“バケモン”、次いで“化け物”となっています。
バケモンが一位の理由としては、学生が物語の主軸となっているため、基本的には若い人たちの呼ばれ方をされているのでしょう。
大人も出てはきますが、大人は怪物の存在や名称を知っているので、バケモンという不確定な呼び方は基本しません。
目の前に今まで見たこともない、自分たちを一蹴できるほどの力を持った存在がいきなり出てきたとしたら、だれでもそれをバケモン、化け物と呼ぶのは当たり前のことなのでしょう。
ネタバレ注意!怪物の寄生と適合について
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「ハカイジュウ」に出てくる怪物は自らが生命の危機に陥ると、他の生物に寄生するといった特徴を持っています。
一例として、ヘリから落下した際に、一緒に落ちた人間に寄生して危機を逃れた例があります。
怪物は寄生した瞬間に、その怪物の力を上乗せした状態で宿主を操ることができるのでしょう。
寄生された人間のほとんどは自らの意思に反して体が勝手に動いたり、意思を失って発狂しながら暴走するといったものがほとんどです。
しかし稀に、その支配を無視してハカイジュウの力を自らの意思でコントロールできる人間がいます。
しかし、それができる人間はほとんどいないうえ、何が支配されない条件なのかもわからないため、そういった人間に意図的になることはできません。
ただもしかしたら、先に述べたように、DNAに関係があったとしたら、人間もハカイジュウのDNAを受け継いでいたとしたら。
その受け継いだDNAが多いものだけがコントロールできるのならば・・・。
ハカイジュウの血が濃い人間ならばコントロールできるのではないでしょうか。
綿密なストーリー構成で、登場する怪物についても色々と考えさせられる「ハカイジュウ」。
ぜひ読んでいただきたい作品です。
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