伊藤潤二がマジメに描く!?漫画「フランケンシュタイン」
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【伊藤潤二に珍しい作風!マジメ?な「フランケンシュタイン」】
伊藤潤二ファンとして、
作風の変化にビックリしてしまった漫画「フランケンシュタイン」。
というより、「こんなマジメにも描けるんだ・・・!」というオドロキが強かったです。
シュールホラー専門の大御所作家さんだとばかり思ってたら、
原作にかなり忠実なフランケンシュタインを描かれていて、けっこう衝撃でした。
出典 https://ja.wikipedia.org/wiki/
「フランケンシュタイン」って、じつはちゃんと読んだことがなくて、
私、ずっと上のツギハギ男=フランケンシュタインだと思い込んでたんです。
でもじつは「フランケンシュタイン=この男を作った科学者の名前」だった。
上のツギハギ男は、”名もなきおぞましい創造物”なんですね、
知らなかった・・・!
わたし、伊藤順二先生の作品だから、
きっとストーリー自体シュールホラーにアレンジしてあって、
ツッコミドコロ満載に仕上がっているんだと思ったんですよ。でも、違った!
もちろん、絵柄は「うずまき」系なので、劇画タッチでやっぱり面白いんだけど、
ふつうに長編名作の悲しきストーリーとして堪能できました。
ただ、ストーリーの筋がとおっているのに絵柄は伊藤潤二というあたりが
個人的にツボだったんですけどね・・・!(ほめことば)
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【伊藤潤二・恐怖漫画コレクションでも読めちゃう!フランケンシュタイン】
恐怖漫画コレクション16にも収録されている「フランケンシュタイン」。
この表紙のとおり、絵柄は完全に伊藤潤二ワールド全開です!
右端に顔色の悪い美青年がいますが、彼こそが科学者「フランケンシュタイン」です。
そして、包帯のバケモノが、名もなき創造物。
下手に高い知識を持つだけに、非常に気の毒な男です。
多くの人体パーツを組み合わせて作ってあるので、
妙にチグハグなBODYになってしまいます。
私の想像していたフランケンのバケモノといえば、
2メートル級の大男ってイメージなのですが、
伊藤潤二作品の中のバケモノは5メートルくらいのイメージでした(笑)。
しかもバケモノは、「自分と同じような姿の彼女が欲しい」などと無茶を言いますが、
フランケン博士が作るバケモノの彼女が
いかにも伊藤潤二的で、かなり見ものだったりします。
伊藤潤二先生にしては、かなりの長編だと感じました。
オチもなく、絵柄以外は本当に原作どおり!>ここがビックリ。
”伊藤潤二的エッセンス”がもっとも少ない歴史SF漫画「フランケンシュタイン」。
ぜひファンの方は読んで欲しいです^^
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