漫画【RAINBOW-二舎六房の七人-】昭和30年、壮絶な時代を生きる!

「大人のやった戦争のツケを払ったのは、老人子供だった」

 

こんにちわ、ライターの「ろくはち」です。

今回はアニメ化もされている安部譲二原作、柿崎正澄作のRAINBOW-二舎六房の七人-を紹介。

襲い掛かる不条理に向き合い、強く生き抜く人々の姿を描いています。

 

漫画【RAINBOW-二舎六房の七人-】は序盤から怒涛の展開

昭和30年。戦後の貧困が続く混沌の時代で、犯罪を犯し少年院に入れられた7人の少年達。

連れられた二舎六房の中には入口に背を向け本を読む一人の男が。男の名は桜木六郎太(さくらぎ ろくろうた:通称アンチャン)

こちらに関心を示さない桜木に対して水上真理男(みなかみ まりお:通称マリオ)は、やや喧嘩腰に声をかける。が、「俺ぁガキとサルにゃ口きかねェと決めてる」と言い放つ。

桜木の挑発を受け、これまでの怒りを容赦なくぶつける真理男たち。

しかし圧倒的な強さでのされてしまう。

床に転がる真理男は「殺せよ、生きてたってしかたねぇんだ…」とこぼす。その時、現れた看守の石原が「喧嘩の見せしめ」として桜木を殴りつけた。幸い担当医の佐々木が止めに入り事なきを得るが、桜木は間もなく気絶。

やがて気を失っていた桜木が目を覚ますと、1人が煙草を差し出してきた。受け取る桜木はそれを自分だけではなく6人にも回し始める。

桜木の度量の大きさを感じる少年達。これが、6人の生きる指針となる男との出会いであった。

漫画【RAINBOW-二舎六房の七人-】魂揺さぶられる少年達の生き様

少年達の境遇は様々で、暴行傷害、殺人未遂、多額窃盗累犯、詐欺横領、不純異性交遊、飲酒等不良行為など多岐にわたる。

齢18にも満たない彼らが、世間を生き抜くにあたって犯した罪の数々だ。時代だと言われればそれまでだが、生きる手段として「結果」犯罪を犯してしまったのだ…彼らの心境は想像に余りある。

凄絶な時代の中で、出会い、仲間となった男たちの友情に思わず熱いものがこみ上げてくるのだ。こんな仲間がいれば…こんな生き方が出来ればと何度思った事かわからない。

言うまでもなく、この作品は私がとても衝撃を受けた作品の一つである。待ち受ける残酷な運命に晒される登場人物たち、目を覆いたくなる程の極悪人。細部にわたって描きこまれた人間の怖さや優しさが読み手の胸を打つ。

 

読んでいてこれほど疲れる作品もないのではなかろうか。なにせ、こちらが息をつく暇を与えてくれないのだ。

紙面から伝わってくるキャラクター達の異様なまでの気迫、生々しさ…柿崎先生の熱意、いや、命そのものを見ているような錯覚に陥る。

私もアンチャン(桜木)の教えである愛と勇気を持って、強く強く、生きたいものだ。

 


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