マンガ化されたら買い!な「修道士カドフェル」シリーズCadfael

中世イギリスを舞台に起こる事件の数々!

学生時代に出合った「修道士カドフェル」シリーズは、時代小説と推理小説が好きな人にぜひお勧めしたいシリーズです。

舞台は中世イギリスの修道院、主人公は騎士として十字軍に従軍した経験のある初老の修道士カドフェルです。

ヘンリーI世の死を受け王位を巡り女帝モードとスティーブン王が国を二分して争う内乱の時代

修道院や隣接する町シュルーズベリ周辺で起きる数々の事件をカドフェルが解決していきます。

 

静謐な聖職者の世界とは

魅力の一つは修道院の生活がよく描かれていて、独特な世界を堪能できる点です。

日常生活は、定刻に行われる礼拝と、自給自足のための農作業、地域の医療・福祉活動からなり、厳格に定められた規則に沿って営まれます。

修道士であるカドフェルは、事件を追いかけているときも、この規則に従わなければならず、ときに行動を制限されることすらあります。

そうした制約が修道士という設定をリアルに感じさせてくれます。

カドフェルが修道院で担っている医療部門の描写も詳細です。

薬草をはじめとする医療知識に詳しく、それが事件のカギを握る毒物の推理を助けることもあります。

季節ごとの薬草園の生育状況、薬を作る場面や見習いの弟子を指導する場面などが丁寧に描かれています

マンガ化されたら、こうしたシーンは学習漫画のような面白みが生まれると思います。

 

躍動感ある武人の世界が絶妙に物語に絡んでいく

平時ならそれだけで閉じてしまう世界ですが、内乱の最中、修道院も巻き込まれずにはすみません。

スティーブン王が躍起になって捜索中の人物が修道院内に匿われる、カドフェル自身が人質救出の旅に出る、決闘や戦闘を間近に見る、といった冒険活劇の要素が絡んでくるのがもう一つの魅力です。

元武人という経歴をカドフェルはいかんなく発揮し、難しい局面を乗り切っていきます。

舞台であるシュールズベリという、イングランドとウェールズの境に位置する土地柄も独特です。

一口にイギリスといっても、当時はなかば独立した地域の集まり。

ウェールズに逃げ込めば保護を得られる、ウェールズ独自の法を味方に意思を通す、といったエピソードにこの土地ならではの設定が活かされています。

 

シリーズを通じて行くうちにキャラクターに愛着がわいてくる

修道士カドフェルシリーズの作者はエリス・ピーターズ氏。

全21巻が光文社文庫から発売されています。

1巻ごとに年代と時季が設定され、時系列通りに巻を重ねていきます。

初期に見習いに入った頼りない少年が頼もしい青年に成長し、事件で知り合った騎士の息子が成長し、新しく赴任した院長との信頼関係が深まり、と、時間の流れが丁寧に描かれています

また、カドフェルが頼る相手、避ける相手が次第に分かってきて、「こんなときカドフェルは、水先案内人に事情を聴きに行く」「ここで修道士ジェロームが余計な口出しをしそう」など、作者と世界を共有できる感覚が楽しいです。

事件ごとに単発で登場する人々の性格描写も個性的で飽きません。

傾向として根っからの悪人はあまり登場せず、癖は強いながらどこかしら共感できる人物が多い点もマンガ化されたときに支持されやすい要素だと思います。

マンガ化、いかがでしょうかね?


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