伊藤潤二ホラーマンガ5選!あらすじ&ネタバレ&感想を書いてくよ私の敬愛する伊藤潤二先生。

ジャパニーズホラーと呼ぶにふさわしい繊細な絵柄と美少女、複雑怪奇なストーリー。

あり得ないほどシュールな展開&設定に、魅了されまくりです!というわけで、

伊藤潤二作品ファンの私が選ぶ大好きな5作品をランキングしてみました。

伊藤潤二の素敵ホラーマンガBEST5!

第1位◆うずまき

【ネタバレ&あらすじ】

その美貌のために、”うずまき”まで魅了してしまった主人公・桐絵(きりえ)。

桐絵の住む黒渦町では、住民の多くがうずまきの呪いに取りつかれ、

ありとあらゆるものが渦を巻き始める。

眼球が高速回転し、髪の毛の先は渦を巻き、

舌先も指先も、長さのあるものはすべて渦を巻くようになり、

人間はデンデンムシ(=ヒトマイマイ)に変異していく・・・。

そんな呪いの街を、桐絵は彼氏とともに脱出しようとするが、

渦の呪いに阻まれ、浸食されていきます。そして壮絶なラストが圧巻。

うずまきの呪いは、この町の地下にある遺跡に端を発していたのです。

【感想】

初見では恐怖しかないが、2読目からはシュールギャグにしか見えないフシギな漫画。

伊藤潤二氏の漫画の中ではかなりの長編。実際に体験したら発狂確定だと思いますが、

漫画で読んでいる分には、恐怖が行き過ぎてお笑いになっていく。

伊藤潤二先生が、悪ノリで描いてるのか本気で描いているのかナゾなところが魅力。

うずまきの呪いで、台風にまでしつこくストーキングされる主人公も素敵。

第2位◆死びとの恋わずらい

【ネタバレ&あらすじ】

昔住んでいた霧深い町に引っ越しで再び戻ってきた主人公・龍介(りゅうのすけ)。

美人の幼馴染・みどりとの再会を喜ぶも、龍介にはこの町での居住を喜べない事情があった。

そんな中、昔この町で流行っていた「辻占(つじうら)」という女子学生の

下らない占い遊びが、再び流行っていることを龍介は知り、戦慄する。

というのも龍介は昔、この辻占により、一人の女性を死なせていたからだ。

奇しくもその女性はみどりの叔母であり、さらにその死亡時には身重だったという。

ところで、「辻占」というのは街角で顔を覆った悩める者が、

通りすがりの相手に「この恋は実りますか」と問うものだったが、

この問いに答えて回る”黒服の美少年”が少女たちの噂の的になっていた。

龍介は、この亡霊のような美少年に何かを感じ、その存在を追うことになる。

まさかこの美少年と自分との間に、大変な因縁があるなどと知る由もなく・・・。

霧の町が赤く染まるほどに、ラストは大流血。

【感想】

いつもどおりシュールでものすごい展開ですが、実は”愛と贖罪の物語”

龍介が過去に犯した大罪をあがなうために奔走し、

罪もなく死んだ美少年の今生の恨みを霧散させるのが主筋です。

起承転結が素晴らしい。

物語をきちんと収束させてあるところがさすが伊藤潤二先生、という感じです。

第3位◆首吊り気球

【ネタバレ&あらすじ】

高校生人気アイドル・「輝美」が首吊り自殺。

親友の「私」(語り手)は、

親友の彼氏まで後追い自殺するのではないかと「白石くん」の動向を探る。

ところで、巷では輝美の死後、妙な噂が立つようになった。

それは、輝美の顔のみが巨大化し、空に気球のように浮かんでいるというものだ。

その気球の先には首吊り紐がついており、

1人の人間につき1つの顔の気球が存在しているらしい。

自分の顔を持つ気球は意思を持ち、首を狙いに来る。

輝美の彼氏・白石くんは自分の気球に首を吊られ、輝美の気球顔とくちづけを交わす。

そして気球は人類全員を絞め殺しに来るのであった。「私」は首吊り気球から逃げ切れるのか?

【感想】

シュールすぎて爆笑モノ。自分の顔がバルーン大になって自分を殺しに来るとか

どういう発想なのか、伊藤潤二先生の思考回路がますます分からなくなります(笑)

私は漫画以前に実写のDVDで観たのですが(今は販売されていない?)、

怖いというよりむしろワクワクしてしまいました。

「首吊り」とは言うものの、”首でなくても殺せる”あたり、設定が適当で面白い(笑)。

第4位◆うめく排水管

【ネタバレ&あらすじ】

美しい姉妹の姉・「令奈」に付きまとう、臭く不衛生な男・「滑井(ぬめい)」。

学校の生き帰りにつきまとう滑井を、ある日妹の「真理」がからかい、

滑井を家に招待することになってしまった。

しかし、この姉妹の母親は重度の潔癖症で、滑井を見るなり生卵を投げつけて

追い払ってしまう。滑井はひどく傷つき、生身でありながら

この姉妹の家に取りつき、おそらく排水管の中に生きるようになる。

滑井の体臭は家全体を覆い、姉妹は「滑井がこの家にいるのではないか」と恐れる。

ある日、妹がお風呂に入っていると悲鳴がして、姉は衝撃のシーンを目撃することになる。

【感想】

「滑井(ぬめい)」という名前の時点でツッコミドコロ満載です。

ストーカーの逆恨みほど怖いものはないですが、

排水管にどんな姿で潜んでいるのか、想像するのが楽しい。

たまに滑井の目が排水溝にチラ見えしたりしますが、おそらく原型は留めていない。

母に似て姉妹ともに潔癖気味なので、風呂水に溶け込んででも

この美しく冷酷な姉妹とともにありたかったのでしょう。

第5位◆墓標の町

【ネタバレ&あらすじ】

「珍しいものを見せたい」と可愛い女友達から誘われた主人公(女の子)。

兄と連れ立ってドライブしながら友達の町にいく途中、

兄は女の子をはねて死なせてしまいます。2人は焦って死体をトランクへ隠し、

女友達と落ち合います。じつは、はねた女の子は、友達の妹だったのです。

友達が見せたいといった「珍しいもの」とは、町のあちこちに建っている墓標。

なぜかこの町では、死んだ人は死んだその場で、

その人の体から墓標が勝手に生えるというのです。つまり死んだ場所が墓場となる。

たとえば事故で死んだ人は、道路の真ん中に墓標が立ちます。

ただし遺体を動かすと、墓標化が失敗して大変なことになる、という掟です。

2人は焦り、山の古井戸に友達の妹の遺体を投げ込みます。

その際、兄は遺体でケガをし、それが元であっけなく亡くなってしまいます。

罰が当たったと感じた主人公は、自首前に友達の家へお詫びしに行きますが・・・。

【感想】

シュールホラーです。死んだ場所に墓標ができるなんてエコっぽいですが、

病院は墓標だらけで、いろいろと大変です。

町中のあちこちに墓標が立っていて、車の運転も危ういほど。

人間を糧に墓石が生えるという発想、まさに奇才。

その石化の最中の遺体がけっこうグロテスクです。

また墓標化した遺体は、生前の面影をすこしとどめていることもあります。

(手足や顔が刻まれていることも・・・)

すごく怖いのですが、やっぱり繰り返し読むと笑いがこみ上げてきます(笑)

恐怖も一定の度合いを超えると、ギャグになってしまうんですね。

 

こうして伊藤潤二先生の作品を拝見していると、

”町全体が魔に侵される”みたいな傾向がありますね。

どれもこれも秀逸なナンセンスホラーに仕上がっています。

以上、勝手に私が選んだ伊藤潤二作品ランキングBEST5でした♪



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