「ギャグマンガ日和」の増田こうすけ先生が「天才」と呼ばれる理由! 

増田こうすけ先生の「ギャグマンガ日和」そのストーリー構成は天才的!

「ギャグマンガ日和」を皆さんご存知でしょうか?

実はこの漫画、とても天才的なプロット構成により成り立った、非常に稀有な漫画です!

たとえば当漫画に登場する「持込高志(もちこみたかし)」というキャラクターがいるのですが、この彼が登場する回のストーリーはなかなか秀逸なものです。

このキャラの名前が示す通り、持込高志は自分のビジョンにとても自信を持っており、そのビジョンからなる志は天に着くほど高いものです。

ですので、漫画社に作品を持ち込んだ際にたとえこっぴどく非難や指摘を受けようととも、絶対にその志を曲げることはせず、自分の思い込みを鋭く強く、貫きます。

その貫く姿勢はもう“かたくな”と言ってよいほど。

このキャラ立ての様子を見て、何か思いつきませんか?

そうです。

このキャラはまさに現代人の若者が持つ特徴と、そっくりの特徴を持っているのです。

  • 実力がないけど勝気はたっぷり!
  • 経験があまりないけど自信だけはたっぷり!
  • 負けても負けてもくじけない!
  • 中身が乏しいけれど能書きは満載!
  • 喋り口調が時折り「です・ます調」

等々。

現代人の若者にあげられそうなこれらの特徴を、この持込高志は全て持っています。

「中身が乏しいけれど能書きは満載!」などは若者に限らず、テレビCMや番組、また広告などでも頻繁に見られるように、現代の商法を見事に反映したものと言えるでしょうか。

「ギャグマンガ日和」の増田こうすけ先生は天才!ギャグマンガの時点から、攻略は開始されていた!?

またギャグマンガを扱っていることから、このような「社会風刺」を内に秘めていることはなかなか読者に気づかれません。

しかし増田こうすけ先生はその点を見落とさず、実にと見事に「自分の活躍するテリトリー(漫画の世界)」にその「社会風刺」の妙味を取り入れています!

というのは、そもそも「社会風刺」という内容自体が堅苦しい印象を与えるものなので、真面目な漫画が小説でそれをなしても読者はあまり飛びつかないことが予測されます。

そこであえて「ギャグマンガ」をもって風刺を描いて読者に自分の主張を伝えやすくしようという、増田先生の隠れたプロットがすでに出来上がっていたわけです!

これらの内容を一言でいえば、

「わかりやすさをもって、奥行きの深い主張を伝える」

となるでしょうか。

ギャグマンガを描きながら難解な書籍に書かれてあるような「非常に奥の深い風刺」を描く!

ギャグマンガを選択した時点で、増田先生の実に天才的な「仕掛け」が始まっていたのでしょう。

「ギャグマンガ日和」の増田こうすけ先生は天才!史実にいろいろな空想・創造を読者に持たせる柔軟性!

さらにここで言っておきたいのが、皆が知っている「史実」を幾様にも空想しながら楽しめる“新しい楽しみ”を提供している点です。

この点が「ギャグマンガ日和」の最大の魅力!といってよいと思います。

「ギャグマンガ日和」は実に沢山の史実をベースにしてストーリーが創作されています。

のちに発表された「ギリシャ神話劇場」もそうですが、これまでに人々が知ってきた出来ごとに創意工夫を加え、新たなストーリーや出来ごとに変えてしまっており、この点がこの漫画の最大の魅力であり、さらに読者にとっても思考の柔軟性が育まれるという実に大きな成果ともなるでしょう。

既知の出来ごとというものはたいてい「こういうものだ」とかたくなに人々に信じられ、それを疑うことは「常識を疑うこと」にも取られます。

たとえばギリシャ神話に登場する「メドゥーサ」といえば「目を見れば石になる」「髪の毛は全て毒蛇」などと「常識」のように人々に知られています。

ですがこの「事実」と言われる点に増田先生は鋭いアイデアを挿入し、全く別の代物に置き換えてしまうのです。

(実際に『ギリシャ神話劇場』に登場するメドゥーサの髪の毛は、「無毒の蛇」に置き換えられています)。

もちろんギリシャ神話は架空のお話ともいえるので、史実とは言い難いものです。

ですがこの架空のお話に加えて「ギャグマンガ日和」では、実際に社会の教科書などにも載っている歴史も多く扱っています。

(ぜひどの巻でもよいので読んでみて下さい)。

この史実を変えて「新しいストーリー」を構成することにより読者には、

「もしかしたら、本当にこの漫画に描いてある通りに、今まで覚えてきた歴史上の出来ごとは違っていたのかも知れない…」

などと「既知の出来ごとに柔軟な思考や発想を養えるきっかけ」がもたらされます。

先述で増田先生と「ギャグマンガ日和」の魅力とすごさについて言いましたが、実は今回「一番お伝えしたかったこと」は、この「柔軟な思考や発想を持つことが出来る可能性を、読者にもたらすこと」というすごさです。

「ギャグマンガ」で読者を引き寄せ、「わかりやすさ」をもって「社会風刺」と「柔軟な思考や発想」を読者に提供する。

「ギャグマンガ日和」が持つ実力はやはり本物でしょう。

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