「イヴの眠り」◆漫画”YASHA-夜叉”の続編が正直ツラかった…eve1

【あの吉田秋生先生の「夜叉」続編が出て即買ってみたら・・・

漫画『イヴの眠り』。

「大好きな吉田秋生(よしだあきみ)先生の新作が出たー!」と電子書籍で即買い。

そして読んだ後、読んだことをさすがに後悔しました。

まさか、あのキレイに完結していたハズの「YASHA(夜叉)」に続編があるなんて

思ってもみなかったです。yasha3「夜叉」マンガ自体、かなり辛く痛々しい内容だったので、完結したときは正直ホッとして、

「やっと悪夢の双子も穏やかに暮らせる(眠れる)んだな。。」と嬉しく思ったものですが、

悪夢は次世代に引き継がれてたことを知り、愕然。

なぜ吉田秋生先生は、続編をお描きになったのでしょうか。悲しい・・・。

生き残った有末 静(アリスエ セイ)(通り名は凛だけど)には、

死ぬまで沖縄の海を見ながら、普通の一人の人間として恋愛とか仕事とかしながら、

友達のトイチたちと穏やかに生きていってほしかったんです。

それが、なんでこんな展開になっちゃったんだろう・・・><

静(セイ)は、自分の子孫を望んでたわけではないと思うんですよね。

むしろ、「自分の血は絶対に絶やさなければ」という思いだったに違いない。

でも、皮肉なことにルー・メイとの間にがこっそり生まれてしまっていて・・・というのが

この続編「イヴの眠り」のストーリーです。

eve2あいかわらず絵が美しくてウットリでしたが、

ふたたび静(セイ)の血脈が商品として扱われるのを見てるのはツラかったです。

そして、静(セイ)の子だと知っていながら、わが娘として育てているケン・クロサキ。

この『イヴの眠り』は漫画「夜叉」を読んでいないと分からない内容だけど、

全編通じて胸が痛すぎる(涙)。

「静(セイ)の一生は一体なんだったのか?」と考えてしまってツラいです。

背負う物が大きすぎて、その人生は苦しみだらけだったんじゃなかろうか?と・・・。

関連記事:「YASHA-夜叉-」吉田秋生の最高傑作!双子のうち、夜叉はどっち?

【吉田秋生先生の描く主人公は、いつもオーラが神がかっている】

eve3吉田秋生先生の漫画を読んでいて思うのが、

「主役=絶対的強者なことが多い」ということ。

”人智を超えた究極の存在”を描くのが非常に巧みな漫画家さんだと感じます。

能力ももちろんそうなんだけど、生命力の魅力とか見た目の魅力とか、

総合して超越した者が主役であることが多いです。

でも、その”他人より秀ですぎた者”の孤独や虚しさなどの感情もしっかり描いている。

漫画「夜叉」に続く今回の『イヴの眠り』の主役アリサ(静の生物学的娘)も、

静の遺伝子学的息子(クローン)である「死鬼(スーグイ)」もそうでした。

この物語の中の<異常な神経細胞の発達>という特性を持つ者たちは、

一般の人間より五感に優れ、瞬発力や判断力、あらゆる能力に優れているので、

まわりの人と相容れない部分が多いんですが、それを沖縄の自由な空気が

やさしく包容してくれる、という雰囲気があります。

だからアリサのように、ふつうの男子よりも強い女の子の存在も、

沖縄でならその差別に苦しむことなく生きていけるかもしれない。

ただ、”絶対的な悪”に生まれついている無感情の「死鬼(スーグイ)」は

やっぱりこの世に残しちゃいけないんですよね。

有末静(セイ)と同じ外見を持っている「死鬼(スーグイ)」だけど、

この世から消さなきゃいけない存在です。

遺伝子操作で異常に優秀に生まれついた者同士の、戦いの宿命がむごいです。

将来は実際に、こういう優秀遺伝子がこの世にあふれるかもしれません。

まるで近未来を見ているようでドキドキしますが、結局はいくら優秀な人間でも、

人間らしさを失っては生きていけないことを思い知らされます。

⇒「夜叉」ファンなら読むべきかも?『イヴの眠り』無料立ち読みはeBookJapanへ

 

関連記事:「YASH「リセットゲーム」無料WEB漫画がGANMA!で全話読めちゃう♪A-夜叉-」吉田秋生の最高傑作!双子のうち、夜叉はどっち


スポンサード リンク


当サイト人気記事! アメーーク!!でマンガ芸人達がおススメしていた作品まとめ

【閲覧注意作品】 衝撃の女郎の物語・・・最後まで苦しい「親なるもの断崖」
電子書籍サイト徹底比較
スマホやPCでマンガを読むなら?
 ⇒ 当サイトで人気の電子書籍4サイトを料金や口コミで徹底比較!必ず気に入るサイトがある☆
スポンサー リンク

現在のページTOPへ

【PROJECT6】ホームへ