ネタバレ注意!怖い!どっきりする絵本!「どこいったん?」

ジョン・クラッセン著作の「どこいったん」という絵本が怖い!

2015年ボローニャ絵本原画展で展示されていた絵画は、白目がちでぼってりとしているが、不気味というよりむしろ可愛い熊が主人公で、お気に入りの帽子を無くし、探し回るという単純なストーリー。

見開きごとに、リスやキツネなどの「森の仲間たち」に会い、帽子を見なかったか、尋ねていく。

因みに、ボローニャ絵本展は、毎年プロアマを問わない世界の絵本作品を幅広く募集し、その受賞作品が、春からイタリアで展示される。

それから、東京・愛知・兵庫・石川を、それぞれ約一月ほどの期間で、巡回する。

怖い!ジョン・クラッセン著作の「どこいったん」の内容は?

ブルーナの絵本、ミッフィーちゃん、ゲオルク・ハレンスベーケンのリサとガスパールなど、人形劇に限らず、絵本の多くは、読者の想像力を掻き立てるために、口や表情を付けない。

「どこいったん?」に登場する動物たちも、みんな白目がちで表情がなく、そして、なぜか日本語訳版の動物たちは、終始大阪弁だ。

「あの帽子すっきやねん。どこ行ったんか知らん?」

「え、知らんで」

暖かみを感じさせながらどこか不気味なやり取りが続く。

この絵本の見所は、「よく考えると怖い結末」である。

ストーリー中頃で、熊はあるウサギと出会うが、このウサギが、明らかにそれと分かる熊の帽子を被っているが、熊の「知らん?」という質問に対して、ウサギはしどろもどろになりながら、「し、知らんで。なんでそんなこと聞くん?もー、やめてーな」と答える。

熊も、そのことばを呑み込んで、再び帽子探しを再開するが、物語の終盤よくよく思い返す。

ウサギが被っていた帽子‥あれは‥‥

「あっ!」と声をあげて、慌ててウサギの元へ駆け戻る。

それは自分の帽子じゃないか、とウサギに詰め寄りも、ウサギは白を切るばかり。

熊は疑念に満ちた眼差しでウサギを睨み付け、ウサギは後ろめたさから目を逸らしている。

怖い!ジョン・クラッセン著作の「どこいったん」の結末は?

終盤の見開き一ページ。

しかし次の瞬間、熊は帽子を被り、のんびり寛いでいる。

「はーやっぱり落ち着くわあーこの帽子すっきやねん」

ウサギの姿は見えない。

そこへ、熊が聞き取り調査していた鳥がやってきて、「帽子見つかったんや。ところでウサギどこいったんか知らん?」と聞かれる。

熊は動揺しながら「知らんで」と答える。

それは、帽子を盗ったのを隠していたウサギの様子と、そっくりなのである。

物語はここで終了する。

ジョン・クラッセン著作の「どこいったん」は、残酷なシーンがあるわけじゃないが、熊がウサギをどこにやったか、想像するとうすら寒い気持ちになる。


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