スポ根マンガの歴史に残る「あさひなぐ」が泣ける理由とはasahinagu

涙も枯れ、日々乾燥と戦うアラサー男子を泣かせるマンガが小学館より出版されています。

タイトルは「あさひなぐ」。平成26年の小学館漫画賞一般部門を受賞し、今まさにノリにノッていてるこの漫画。

この勢いでマルチメディア化も期待!しているのですが、どうも周囲の熱量とギャップを感じるのです。

そこで「あさひなぐ」の認知度が上がるよう紹介させていただきます。

 

泣く前に知っておきたい「あさひなぐ」

物語は主人公、堂島旭が二ツ坂高校に入学し薙刀部へ入部するところから始まります。

薙刀というマイナースポーツで、時に苦難に立ち向かい、時に友情を育みながら成長する旭の高校生活がテーマです。

学生時代に部活動へ励んだ人なら誰しも共感できる内容です。

このマンガはスポーツを通して青春のシーンを切り取った群像劇でもありますが、主人公が女子であるという点が非常に重大なキーパーソンとなっています。

昨今の有名スポ根マンガと言えば、スラムダンクドカベンなど(いい意味で)男臭い作品が殆どです。

差別発言と捉われてしまうかもしれませんが、身体能力を競うスポーツという分野はどうしても男性が優位に立ってしまいます。

しかし「あさひなぐ」は、女性が主に活躍する薙刀を題材にすることで性の格差を感じさせません。

戦う女子高生、というワードだけ切り取ればライトノベルで氾濫する今ではありきたりな人物像です。

ですが「あさひなぐ」は薙刀に対する情熱本気度がリアリティに溢れ、その努力している姿で読者の胸を打ち、泣けます。

苦しい練習に挫折しそうになりながらも歯を食いしばって立ち上がる女子高生。

些細な行き違いや揺れる思春期の感情でぶつかり合う女子高生。

マンガとしてのエンタメ性もさることながら、人物描写が本当に緻密で節々で読者の共感をもぎ取っていくのです。

 

あなたも見つかる泣けるエピソード

私の好きなエピソードがあります。

それは主人公と同じ薙刀部に所属する「紺野さくら」が、その責任に押しつぶされそうな部長の心の荷をそっと取り除いてあげる話です。

さくらは超が付くほどの性悪女で言葉の8割がというキャラクターですが、時に人の心の機微を察し俯瞰的に物事を見ることができます。

部長が進路と部活動という両輪に苦しみ、ついには退部まで追い込まれた時にさくらは彼女にこう言いました。

「そろそろ私に部長の座を譲っていただけませんか?」

なんということでしょう。

部長が弱っているのをいいことに、その地位を簒奪せしめようとするのです。

いえいえ、そうではありません。

あえて自分が悪者のように振舞って、進路と部活動の間で悩む部長を救おうとしたのです。

実はさくらも以前トラブルから退部まで追い込まれた経験があり、部をやめるという意味と重大さを誰よりも知っていました。

そして部長と自分に通ずるところがあり、あえて厳しい言葉をかけながらもその荷を請け負ったのです。

この展開は私の中に眠った青臭い感情を揺がし、ついつい泣いてしまいました。

というか、毎巻いい話が出てきてどれだけ水分を搾り取られたことか。

どの巻を読んでも心を震わすエピソードがあるマンガなんて「あさひなぐ」以外知りません。

あまり泣くという行為は好まないのですが、自然と流れてしまうのは別です。

【「あさひなぐ」で流す涙は熱い!】

感性の鈍ったアラサー男を泣かせてしまう「あさひなぐ」。

いつかドラマ、アニメ化になったときに在庫が品薄になる前に、ぜひ購入して読んでみてください。

一巻から涙がこみ上げてくるので油断禁物です。


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